PR
スポンサーリンク

創作MTGデッキその3 作ってワクワク不気味な船長の玉座編

MTG
スポンサーリンク

MTG投稿その3。いよいよネタ切れが近いです。

どういうデッキ?

イクサラン:失われし洞窟に登場するカード、不気味な船長の玉座というカードをメインに据え戦っていきます。条件が相当難しい分出すことさえできればかなりの勝率を誇ります。カードを何枚も場に揃えて〜みたいなコンボ感もなく前紹介した二つのデッキより使いやすい印象です。絶対必要なカードのレアリティも高くなく比較的作りやすいデッキでした。

キーカードは?

ぶっちゃけ一枚だけ。あとはこれの作製能力を満たすカードで埋めていきます。

不気味な船長の玉座

このデッキの船長です。タップで切削(山札の上から書いてある枚数墓地に送る)します。

そしてここからはこのカードのメイン能力、作製の紹介です。

簡単に言うと遊戯王の融合みたいなものです。マナコストを支払い、指定された場のカードと墓地のカードを追放(遊戯王でいう除外的な感じ)すればカードの裏面の効果も使える…といったもの。

大体の作製持ちカードは指定するカードが一種類程度なのですが、このカードは恐竜、マーフォーク、海賊、吸血鬼という四種類のクリーチャーカードを要求してきます。これがめちゃくちゃきつい。60枚のデッキに一つの種族は入れれて5〜6枚なので四種類揃えきれずに負けることもしばしば、いやめちゃくちゃあります。しかし切削能力で墓地を増やして時間稼ぎカードで相手を凌ぎなんとか4枚カードを揃える、その手間暇をかけるだけの価値がこのカードの裏面にはあります。

不気味な船長

玉座が変身した姿。これを出せれば相手のカード次第ではほぼ勝ちが決まるといっても過言ではありません。

威迫(船長の攻撃をブロックするには二体以上のカードを使わないとブロックできない)、トランプル(遊戯王の貫通効果と一緒)、絆魂(このカードが与えたダメージ分回復)、呪禁(相手のカードの対象にならない)という強力なキーワードが盛りだくさんです。呪禁で対象に取られないので場のカードを全部破壊するみたいなカードや相手に選ばせて破壊する、いわゆる対象に取らない能力でしか破壊することができずパワーとタフネスが7あるので戦闘でもなかなか倒されません。

そして攻撃時効果で相手の場にあるカードを一枚破壊し作製の時に使ったカードを1枚攻撃状態で場に戻せます。なので作製に使うカードはなるべく場に出た時か攻撃した時に発動する効果持ちを選ぶのがおすすめです。

その他のカード

船長の作製の駒となるカードの紹介です。四種類ともある程度船長と同じパックのイクサランに揃っててここら辺はある程度パック内にシナジーあるのかなと思いました。

猛り狂うトゲ尾

作製4人集の恐竜枠。こいつがまあまあ強かった。場に出た時指定したカードのパワーを+2して破壊不能をつけてくれます。船長の攻撃をブロックされて破壊…というのを防いでくれるため安定して攻撃出来るようにしてくれます。

2コスト払えば墓地に送れて土地カードを一枚手札に加えれる沼サイクリングというキーワードも持っているため墓地に貯めやすいのもいいですね。

フラッドピットの溺れさせ

作製マーフォーク枠。場に出た時相手のクリーチャーをタップし麻痺カウンターを置きます。このカウンターがあるクリーチャーはターンの開始時にアンタップすることができません。麻痺カウンターは相手ターンの開始時に一つずつ取り除かれるので一個おけば1ターンタップしたままにできると言うわけです。

さらに瞬足という相手ターンにもこのカードを使うことができますよと言うキーワードも持っているため準備が整うまでの遅延カードとしての抜群の使い道を持っていますし、船長の攻撃時効果で場に出してアタックを通しやすくすることもできます。逆にこれがいない環境でどうやって船長を使ってたんだよと思うくらい万能なカードです。

分派の説経者

吸血鬼枠。普通に強くこのデッキでなくても色々なデッキで使われているカードです。

攻撃する時自分と相手の体力を参照し能力が発動します。さらに接死と言うクリーチャーにダメージを与えたら確定で破壊というキーワード(デュエマでいうとこのスレイヤー)も持っているため戦闘面でかなりの信頼をおけるカードです。

ちなみに相手と体力が同じであればどちらの能力も発動するっぽいです。

遠眼鏡のセイレーン

海賊枠。全く手持ちのカードにいい海賊がおらずこれがスタメン入りしました。とはいえ別に弱いわけではなく使い勝手は良いカードです。

場に出た時地図トークンというものを生成します。このトークンの能力を使うと山札の一枚目を見て土地カードなら手札に、それ以外のカードなら任意で墓地に送ることができます。土地切れを防ぎ墓地肥やしをして、序盤の壁となってくれるまあまあありがたいカードです。

上げ潮、キオーラ

こちらもマーフォーク枠。場に出た時カードを2枚引いて2枚捨てます。肝なのが先にカードを引くという点です。捨てるが先に来ると手札が少ない時捨てたくないカードがあるからこれを出せない、という状況が生まれますが先に引けることによってそれを阻止してくれます。

一応カードが墓地にいっぱいある時に攻撃すると強いクリーチャーを生み出すという能力も持っていますが大体その前に殺されます。この能力を使いたいなら大人しく船長の攻撃時能力で使いましょう。

主な戦い方

まずは何が何でも玉座を引く…ことはしなくても大丈夫です。玉座の作製には4コストかかるため早いターンから使うことはどのみち無理。どちらかというと打ち消しなどの妨害カードが多くあったほうが安定してたと思います。

妨害で数ターン稼いである程度マナや作製のためのカードが溜まっていったら玉座を場に出す、と言った感じで戦います。青も黒も相手のテンポを狂わせるのが得意な色なのでターンを稼ぐのはそう難しくありません。

そして準備が整ったら満を持して船長を登場させます。攻撃時能力で何を場に出すか、全体除去への打ち消しの準備をしておけば基本的に出した次のターンに負けるなんてことはないはずです。

結論

まあまあ強いくらいです。環境にいるディミーア(青黒)デッキでも使われているカードを多く入れることができたのである程度の強さはありました。

ただ明確な勝ち筋があるデッキの弱点と言いますか、やはりその勝ち筋を使って勝ちたいという欲が出てきてしまい作製にこだわって負けることもたまにありました。もう少しカードゲーム歴が長ければ柔軟に考えられたのかもしれません。

あと普通にカードが揃わなくて負けます。運命力を鍛えましょう。

デッキ
2 不(ぶ)気(き)味(み)な船(せん)長(ちょう)の玉(ぎょく)座(ざ) (LCI) 266
7 島 (FDN) 275
3 猛(たけ)り狂(くる)うトゲ尾(お) (LCI) 116
4 フラッドピットの溺(おぼ)れさせ (DSK) 59
6 沼 (FDN) 277
1 上(あ)げ潮(しお)、キオーラ (FDN) 45
4 遠(とお)眼鏡(めがね)のセイレーン (LCI) 78
2 死(し)人(にん)に口(くち)無(な)し (MKM) 83
2 血(ち)に飢(う)えた征(せい)服(ふく)者(しゃ) (FDN) 58
2 薄(はく)暮(ぼ)の残(ざん)響(きょう) (LCI) 104
2 分(ぶん)派(ぱ)の説(せっ)教(きょう)者(しゃ) (LCI) 113
1 無(む)法(ほう)の塩(えん)水(すい)牙(が) (LCI) 64
2 グルームレイクの境(きょう)界(かい) (DSK) 260
1 地(ち)底(てい)街(がい)の下(げ)水(すい)道(どう) (MKM) 270
4 寓(ぐう)話(わ)の小(こ)道(みち) (BLB) 252
1 隠(かく)された瀑(ばく)布(ふ) (LCI) 273
1 隠(かく)された死(し)滅(めつ)都(と)市(し) (LCI) 275
4 長(なが)川(かわ)の引(ひ)き込(こ)み (BLB) 58
4 喉(のど)首(くび)狙(ねら)い (BRO) 102
2 腑(ふ)抜(ぬ)けの略(りゃく)奪(だつ)者(しゃ) (FDN) 60
3 三(さん)歩(ぽ)先(さき) (OTJ) 75
2 強(ごう)欲(よく)な掠(かす)め盗(と)り (LCI) 109

タイトルとURLをコピーしました